- ✓ 子どものアトピー性皮膚炎は適切なスキンケアと薬物療法で症状を管理できます。
- ✓ 親御さんは保湿剤の正しい使い方やステロイド外用薬への理解を深めることが重要です。
- ✓ 食物アレルギーの有無や環境因子の特定も治療効果を高めるために考慮されます。
子どものアトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥とかゆみを伴う湿疹が慢性的に繰り返される病気です。適切なケアと治療を行うことで、症状をコントロールし、お子さまが快適な生活を送れるようサポートできます。
子どものアトピー性皮膚炎とは?

子どものアトピー性皮膚炎は、遺伝的要因や環境要因が複雑に絡み合って発症する、慢性的な炎症性皮膚疾患です。皮膚のバリア機能が低下しているため、外部からの刺激物質やアレルゲンが侵入しやすく、免疫反応が過剰に起こることで湿疹やかゆみが生じます。当院では、初診時に「うちの子はアトピーでしょうか?」と相談される患者さまも少なくありません。
アトピー性皮膚炎の診断には、以下の主要項目と副次項目が考慮されます。主要項目は「かゆみ」「特徴的な湿疹と分布」「慢性・反復性の経過」「アトピー素因(家族歴や既往歴)」です。特に乳幼児期では、顔や頭、関節のくびれ部分に湿疹が出やすく、成長とともに症状の現れる部位が変化することもあります。乳児期に発症することが多く、2歳までに約50%、5歳までに約80%が発症すると報告されています[1]。年齢が上がるにつれて自然に改善するケースも多いですが、適切な治療とスキンケアは症状の悪化を防ぎ、長期的なQOL(生活の質)の向上に不可欠です。
- アトピー素因
- アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などのアレルギー疾患を本人または家族が持っている体質的な傾向を指します。
アトピー性皮膚炎の主な症状は?
アトピー性皮膚炎の症状は、年齢によって特徴が異なります。
- 乳児期(生後2ヶ月〜1歳):顔や頭、耳の周りに赤い湿疹やじゅくじゅくした状態が見られます。かゆみが強く、不機嫌になったり、夜泣きが増えたりすることもあります。
- 幼児期(1歳〜小学校入学前):肘や膝の裏、首の周りなど、関節の曲がる部分に湿疹が広がりやすくなります。皮膚が乾燥してカサカサしたり、苔癬化(たいせんか:皮膚が厚くゴワゴワする状態)が見られたりすることもあります。掻きむしりによる二次感染にも注意が必要です。
- 学童期・思春期:症状は全身に広がり、特に首や顔、関節部分に慢性的な湿疹が見られます。掻き癖がつきやすく、色素沈着や皮膚の肥厚が目立つことがあります。
これらの症状は、季節やストレス、アレルゲンへの接触などによって悪化することがあります。臨床の現場では、お子さまが夜中に痒みで起きてしまい、親御さんも睡眠不足に悩まされるケースをよく経験します。
アトピー性皮膚炎はどのように診断される?
アトピー性皮膚炎の診断は、特定の検査だけで確定するものではなく、医師による問診と視診が重要です。日本皮膚科学会の診断基準に基づいて行われます。
- 問診:発症時期、症状の経過、かゆみの程度、家族のアレルギー歴、これまでの治療歴などを詳しく伺います。
- 視診:湿疹の部位、種類(紅斑、丘疹、苔癬化など)、乾燥の程度などを確認します。
- 検査:必要に応じて、血液検査でIgE抗体値や特異的IgE抗体(アレルゲン検査)を調べることがあります。これはアトピー性皮膚炎の診断を補助し、悪化因子を特定するのに役立ちますが、検査結果だけで診断が確定するわけではありません。
アトピー性皮膚炎と似た症状を示す他の皮膚疾患(接触皮膚炎、脂漏性皮膚炎など)との鑑別も重要です。正確な診断のためには、皮膚科専門医の診察を受けることが推奨されます。
親ができる毎日のスキンケアとは?
子どものアトピー性皮膚炎の治療において、毎日のスキンケアは薬物療法と並ぶ二本柱の一つです。適切なスキンケアは皮膚のバリア機能を維持・改善し、外部刺激から皮膚を守ることで、湿疹の発生や悪化を防ぎます。実際の診療では、スキンケアの徹底が治療効果を大きく左右する重要なポイントになります。
正しい入浴方法と保湿の重要性
入浴は皮膚を清潔に保ち、保湿剤の浸透を助けるために非常に重要です。しかし、誤った方法で行うと、かえって皮膚を乾燥させてしまうことがあります。
- 入浴温度:ぬるめのお湯(38〜40℃程度)に短時間(5〜10分)浸かるのが理想的です。熱すぎるお湯は皮膚の油分を奪い、乾燥を促進します。
- 洗浄方法:石鹸やボディソープは、低刺激性で保湿成分が配合されたものを選びましょう。泡立てネットなどで十分に泡立て、手で優しく洗い、ゴシゴシ擦らないようにします。特に湿疹がある部分は、刺激を与えないよう注意が必要です。
- すすぎ:石鹸成分が残らないよう、シャワーで十分に洗い流します。
- 水分拭き取り:入浴後は、清潔な柔らかいタオルで、ポンポンと軽く押さえるようにして水分を拭き取ります。ゴシゴシ擦ると皮膚に刺激を与えてしまいます。
- 保湿:入浴後5分以内、遅くとも10分以内に保湿剤を塗布することが非常に重要です[2]。皮膚がまだ水分を含んでいるうちに塗ることで、保湿効果が高まります。全身にたっぷりと、皮膚がしっとりするまで塗布しましょう。
保湿剤には、ワセリン、ヘパリン類似物質、セラミド配合クリームなど様々な種類があります。お子さまの肌質や季節、症状の程度に合わせて医師と相談し、最適なものを選ぶことが大切です。新生児期からの適切なスキンケア、特に保湿剤の使用は、アトピー性皮膚炎の発症リスクを低減する可能性も示唆されています[4]。
掻きむしり対策と環境整備
かゆみはアトピー性皮膚炎の最もつらい症状の一つであり、掻きむしりによって皮膚のバリア機能がさらに破壊され、湿疹が悪化する「掻破(そうは)サイクル」に陥りがちです。掻きむしり対策は、症状の悪化を防ぐ上で非常に重要です。
- 爪を短く保つ:お子さまの爪は常に短く、丸く整えておきましょう。ミトンや手袋を使用することも有効です。
- 衣類:綿100%などの刺激の少ない素材を選び、肌に直接触れる衣類は縫い目が外側にあるものも検討しましょう。締め付けの強い服は避け、通気性の良いものを選びます。
- 室温・湿度管理:室温は20〜25℃、湿度は50〜60%を目安に保ち、乾燥や汗による刺激を軽減します。加湿器の活用も有効です。
- アレルゲン対策:ダニやハウスダストはアトピー性皮膚炎の悪化因子となることがあります。こまめな掃除、寝具の洗濯・乾燥、空気清浄機の使用などで対策しましょう。ペットの毛やフケもアレルゲンとなる場合があるので、注意が必要です。
- ストレス軽減:お子さまのストレスも症状を悪化させる要因となることがあります。十分な睡眠や適度な運動、遊びを通じてストレスを軽減するよう努めましょう。
掻きむしりによる皮膚の損傷は、細菌やウイルス感染のリスクを高めます。とびひ(伝染性膿痂疹)やヘルペスなどの二次感染が見られる場合は、速やかに医療機関を受診してください。
子どものアトピー性皮膚炎の治療法とは?

子どものアトピー性皮膚炎の治療は、炎症を抑える薬物療法と、皮膚のバリア機能を改善するスキンケアが中心となります。症状の重症度や年齢、お子さまの反応を見ながら、医師が最適な治療計画を立てます。治療を始めて数ヶ月ほどで「以前より痒がることが減った」「夜ぐっすり眠れるようになった」とおっしゃる方が多いです。
薬物療法:ステロイド外用薬と非ステロイド外用薬
アトピー性皮膚炎の薬物療法では、主に外用薬が使用されます。外用薬にはステロイド外用薬と非ステロイド外用薬があり、それぞれ特徴があります。
- ステロイド外用薬:炎症を強力に抑える効果があり、アトピー性皮膚炎の治療の中心となります。強さは5段階に分かれており、症状の重症度や部位、年齢に応じて適切な強さのものが処方されます。副作用を心配される親御さんもいらっしゃいますが、医師の指示通りに適切に使用すれば、安全性は高いとされています。炎症が強い時期にはしっかり使い、改善したら徐々に弱いものに切り替えたり、塗る回数を減らしたりする「プロアクティブ療法」も有効です[1]。
- 非ステロイド外用薬:
- タクロリムス軟膏(プロトピック軟膏):免疫抑制作用を持つ非ステロイド性の外用薬です。ステロイド外用薬で改善しにくい部位や、ステロイドの長期使用が懸念される場合に用いられます。顔面や首など皮膚の薄い部位にも使用できます。
- デルゴシチニブ軟膏(コレクチム軟膏):JAK阻害薬と呼ばれる新しいタイプの非ステロイド性外用薬で、炎症を引き起こすサイトカインの働きを抑えます。2歳以上の子どもから使用可能です。
- ジファミラスト軟膏(モイゼルト軟膏):PDE4阻害薬と呼ばれる非ステロイド性外用薬で、炎症を抑える効果があります。3ヶ月以上の子どもから使用可能です。
- クリサボロール軟膏(ユーセラ軟膏):PDE4阻害薬で、軽度から中等度のアトピー性皮膚炎に用いられます。2歳以上の子どもから使用可能です。
これらの外用薬は、炎症の程度や部位、お子さまの年齢によって使い分けられます。医師の指示に従い、適切な量と期間で塗布することが重要です。
| 外用薬の種類 | 主な作用 | 特徴 | 主な使用例 |
|---|---|---|---|
| ステロイド外用薬 | 強力な抗炎症作用 | アトピー治療の基本、強さの段階がある | 炎症が強い急性期、全身の湿疹 |
| タクロリムス軟膏(プロトピック) | 免疫抑制作用 | 非ステロイド、顔や首など皮膚の薄い部位にも使用可 | ステロイドが使いにくい部位、維持療法 |
| デルゴシチニブ軟膏(コレクチム) | JAK阻害作用 | 非ステロイド、2歳以上から使用可 | 軽度〜中等度のアトピー、維持療法 |
| ジファミラスト軟膏(モイゼルト) | PDE4阻害作用 | 非ステロイド、3ヶ月以上から使用可 | 軽度〜中等度のアトピー、維持療法 |
内服薬やその他の治療法は?
外用薬で症状のコントロールが難しい場合や、かゆみが非常に強い場合には、内服薬が併用されることがあります。
- 抗ヒスタミン薬:かゆみを抑えるために処方されます。眠気を催すものとそうでないものがあり、お子さまの生活リズムに合わせて選択されます。
- ステロイド内服薬:非常に重症で、他の治療法で効果が見られない場合に、短期間のみ使用されることがあります。副作用のリスクがあるため、慎重な管理が必要です。
- 免疫抑制剤内服薬:重症のアトピー性皮膚炎で、他の治療法に抵抗性がある場合に考慮されます。小児への使用は限定的です。
近年では、重症のアトピー性皮膚炎に対して、生物学的製剤(注射薬)やJAK阻害薬(内服薬)といった新しい治療選択肢も登場していますが、これらは主に成人や一部の小児(12歳以上など)に適用されることが多く、お子さまへの適用は専門医の判断が必要です[3]。当院では、お子さまの成長段階や症状の重症度を考慮し、最新の知見に基づいた最適な治療法を提案しています。
また、紫外線療法(光線療法)も、難治性の湿疹に対して有効な場合があります。これは特定の波長の紫外線を皮膚に当てることで、炎症を抑える治療法です。
アトピー性皮膚炎と食物アレルギーの関係は?
アトピー性皮膚炎を持つお子さまは、食物アレルギーを合併する割合が高いことが知られています。特に乳児期のアトピー性皮膚炎では、食物アレルギーが症状を悪化させる一因となることがあります。しかし、全ての食物アレルギーがアトピー性皮膚炎の直接的な原因となるわけではありません。
食物アレルギーの検査と診断
食物アレルギーが疑われる場合、血液検査で特異的IgE抗体を測定することがあります。しかし、この検査結果だけで食物アレルギーと診断することはできません。特異的IgE抗体が陽性であっても、実際にその食物を摂取して症状が出ない「感作のみ」の状態であることも多いからです。
- 問診:食物摂取と症状発現の時間関係、症状の種類、重症度などを詳しく確認します。
- 皮膚プリックテスト:アレルゲンを皮膚に少量垂らし、針で軽く傷をつけて反応を見る検査です。
- 食物経口負荷試験:最も確実な診断方法です。医療機関の管理下で疑われる食物を少量ずつ摂取し、症状が出るかを確認します。これはアレルギー専門医のもとで慎重に行われるべき検査です。
安易な自己判断による食物除去は、栄養不足や成長障害を招くリスクがあるため、必ず医師の指導のもとで行うようにしてください。臨床の現場では、不必要な食物除去で栄養が偏ってしまっているお子さまもいらっしゃるため、注意が必要です。
食物除去と栄養管理の注意点
食物アレルギーが確定した場合、原因となる食物を一時的に除去する「食物除去療法」が行われます。しかし、子どもの成長期には多様な栄養素が必要不可欠です。不適切な食物除去は、成長の妨げや栄養不足を引き起こす可能性があります。
- 医師・管理栄養士との連携:食物除去を行う際は、必ず医師や管理栄養士と相談し、除去する食物の種類、期間、代替食品について具体的な指導を受けることが重要です。
- 除去期間:食物アレルギーは成長とともに改善することが多いため、定期的に再評価を行い、解除のタイミングを検討します。
- 代替食品の確保:除去した食物の代わりに、必要な栄養素を補える代替食品を積極的に取り入れましょう。例えば、牛乳アレルギーの場合は、カルシウムが豊富な小魚や緑黄色野菜、豆乳などを活用します。
アトピー性皮膚炎の症状が重いからといって、自己判断で多くの食物を除去することは避けてください。適切な診断と指導のもとで、必要最小限の食物除去を行い、お子さまの健やかな成長をサポートすることが大切です。
アトピー性皮膚炎で困ったときの相談先は?

子どものアトピー性皮膚炎は、症状の波があり、親御さんにとっては不安やストレスを感じることも少なくありません。困ったときには、一人で抱え込まず、適切な相談先を活用することが大切です。
専門医への受診のタイミング
以下のような場合は、皮膚科専門医やアレルギー専門医への受診を検討しましょう。
- 症状が改善しない:市販薬や一般的なスキンケアでは改善が見られない、または悪化している場合。
- かゆみが強い:夜間に眠れないほどのかゆみがある、日常生活に支障が出ている場合。
- 湿疹が広範囲に及ぶ:全身に湿疹が広がっている、じゅくじゅくしている、二次感染が疑われる場合。
- 食物アレルギーが疑われる:特定の食物を摂取後に症状が悪化する、じんましんや呼吸困難などのアレルギー症状が見られる場合。
- 治療方針に迷いがある:ステロイド外用薬の使用に不安がある、アトピー性皮膚炎の治療薬について詳しく知りたいなど、治療方針について相談したい場合。
早期に専門医の診察を受けることで、適切な診断と治療が開始され、症状の悪化を防ぎ、お子さまの負担を軽減することができます。当院では、お子さまのアトピー性皮膚炎でお悩みの親御さんに対して、丁寧なカウンセリングと最新の治療情報を提供しています。
親御さんの心のケアも大切
子どものアトピー性皮膚炎のケアは、親御さんにとって精神的、肉体的に大きな負担となることがあります。夜間のかゆみで寝不足になったり、食事制限やスキンケアの継続に疲弊したりすることも少なくありません。
- 情報収集:信頼できる医療情報源から正しい知識を得ることで、不安を軽減できます。
- サポートグループ:同じ悩みを持つ親御さんとの交流は、心の支えとなることがあります。
- パートナーや家族との協力:ケアの負担を分担し、一人で抱え込まないようにしましょう。
- 医師への相談:治療だけでなく、育児の悩みやストレスについても医師や看護師に相談してみましょう。
親御さんが心身ともに健康であることは、お子さまのケアを継続する上で非常に重要です。無理なく、できる範囲でケアを続けることが、長期的な治療成功の鍵となります。
まとめ
子どものアトピー性皮膚炎は、適切なスキンケアと薬物療法を継続することで、症状を良好にコントロールできる病気です。親御さんができるケアとして、正しい入浴と保湿、掻きむしり対策、そして環境整備が挙げられます。治療の中心となるのはステロイド外用薬や非ステロイド外用薬であり、医師の指示に従い適切に使用することが重要です。食物アレルギーが合併している場合は、専門医の指導のもとで慎重に除去療法を検討し、栄養管理にも配慮しましょう。症状に不安を感じたり、治療方針に迷ったりした場合は、早めに皮膚科専門医やアレルギー専門医に相談し、お子さまに合った治療計画を立てることが大切です。親御さん自身の心のケアも忘れずに行い、無理のない範囲で治療を続けていきましょう。
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よくある質問(FAQ)
- Derek K Chu, Lynda Schneider, Rachel Netahe Asiniwasis et al.. Atopic dermatitis (eczema) guidelines: 2023 American Academy of Allergy, Asthma and Immunology/American College of Allergy, Asthma and Immunology Joint Task Force on Practice Parameters GRADE- and Institute of Medicine-based recommendations.. Annals of allergy, asthma & immunology : official publication of the American College of Allergy, Asthma, & Immunology. 2024. PMID: 38108679. DOI: 10.1016/j.anai.2023.11.009
- Eleanor Johnson, Raegan Hunt. Infant skin care: updates and recommendations.. Current opinion in pediatrics. 2020. PMID: 31188166. DOI: 10.1097/MOP.0000000000000791
- Anna B Fishbein, Karen Kaiser, Sarah B Welch et al.. Decision Aid for Pediatric Atopic Dermatitis.. The journal of allergy and clinical immunology. In practice. 2025. PMID: 39921089. DOI: 10.1016/j.jaip.2025.01.030
- Maeve M Kelleher, Rachel Phillips, Sara J Brown et al.. Skin care interventions in infants for preventing eczema and food allergy.. The Cochrane database of systematic reviews. 2022. PMID: 36373988. DOI: 10.1002/14651858.CD013534.pub3
- コレクチム(デルゴシチニブ)添付文書(JAPIC)
- ヘパフィルド(ヘパリン)添付文書(JAPIC)
