十味敗毒湯の効果・副作用・服用方法|皮膚疾患に用いる漢方薬の正しい使い方

十味敗毒湯エキスとは

十味敗毒湯とは、皮膚トラブルに初期に幅広く用いられる漢方薬です。

主に、化膿したオデキや尋常性ざ瘡(ニキビ)、皮膚炎、じんましん、水虫などを改善する効果があり、アレルギー体質や化膿しやすい体質改善効果も期待できます。

十味敗毒湯エキスの効果・効能

十味敗毒湯エキスは下記の症状に対し有効性が認められています。

  • 化膿性皮膚疾患

  • 急性皮膚疾患の初期

  • じんましん

  • 急性湿疹

  • 水虫

十味敗毒湯エキスの美容効果

  • 抗菌作用

  • アストロゲン生成促進

配合されている甘草、荊芥は抗菌作用がありアクネ菌に対する抗菌効果でニキビを改善します。また、桜皮(オウヒ)には女性ホルモン一つであるアストロゲン生成促進効果があり、ホルモンバランスを整え生活習慣などからくるニキビを抑制し健やかな肌に保つ効果があるとされています。

配合生薬

桔梗(キキョウ)、柴胡(サイコ)、川芎(センキュウ)、茯苓(ブクリョウ)、防風(ボウフウ)、甘草(カンゾウ)、荊芥(ケイガイ)、生姜(ショウキョウ)、樸樕(ボクソク)、独活(ドクカツ)、桜皮(オウヒ)

※メーカーによって成分は若干異なり、桜皮(オウヒ)が配合されているものもあります。

十味敗毒湯エキスの服用方法

通常、成人1日18錠を2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するため必ず医師の指示に従って服用ください。

十味敗毒湯エキスの副作用

主な副作用

発疹、発赤、かゆみ、蕁麻疹、食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢

重大な副作用

偽アルドステロン症、ミオパチー

※観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行なってください。

十味敗毒湯エキスが使えない方

併用注意薬

カンゾウ含有製剤、芍薬甘草湯、補中益気湯、抑肝散等、グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤

十味敗毒湯エキス 臨床効果

臨床効果は見つけられなかったです。

よくある質問

十味敗毒湯エキスは妊婦や授乳婦は服用できますか?

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また授乳中は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

飲み忘れた場合はどうしたらいいですか?

飲み忘れた場合は気がついた時に服用します。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次に決められた時間に服用します。2回分を一度に飲んではいけません。

参考文献

株式会社ツムラ「十味敗毒湯エキスインタビューフォーム」