ピリドキサール(ビタミンB6)の効果・副作用・使用方法|健康維持に必要な栄養素

ピリドキサールとは

ピリドキサール(一般名:ピリドキサールリン酸エステル水和)は活性型ビタミンB6製剤で、補酵素として生体内の代謝(アミノ酸、脂質、糖などの代謝)に関与します。

主に、ビタミンB6の不足によって起こる皮膚、粘膜、神経の炎症や貧血の治療や、食事などから十分なビタミンB6がとれないときの補給に用いられるお薬です。

ピリドキサールの効果・効能

ピリドキサールは下記の症状に対し有効性が認められています。

口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎 

  • 急・慢性湿疹、脂漏性湿疹、接触皮膚炎、アトピー皮膚炎 

  • 尋常性痤瘡 

  • 末梢神経炎 

  • 放射線障害(宿酔) 

※末梢神経炎の適応(効能又は効果)に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでないとされています。

ピリドキサールの美容効果

主成分であるピリドキシンはビタミンB6とも呼ばれ肌の健康や美白に重要な役割を果たしています。メラニン生成に関与する酸素の働きを調節し、メラニンの過剰な生成を抑制する効果、肌のターンオーバーを促進する効果、その他抗酸化作用もあるためダメージから肌を守り健やかな肌に保つ効果も期待できます。

また、バランスの取れた食事、日焼け対策、保湿ケアと一緒に服用していただくことをおすすめしております。

ピリドキサールの服用方法

通常成人1日 10〜60mg を1〜3回に分割 経口投与する。

なお、年齢、症状により適宜増減するため必ず医師の指示に従って服用ください。

ピリドキサールの副作用

主な副作用

過敏症、悪心、食欲不振、腹部膨満感、下痢、嘔吐、肝機能異常

※上記症状が見られた場合は、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行ってください。

重大な副作用

横紋筋融解、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 急性腎不全 、 重篤な腎障害

併用注意薬

レボドパ

※パーキンソン病の治療との飲み合わせがよくないため内服中の方は診察時に申告して下さい。

ピリドキサール 臨床効果

脂漏性皮膚炎を中心とした皮膚疾患に対する二重盲検試験において有用 性が認められている。

引用:鶴原製薬株式会社「ピリドキサール10mg/20mg/30mg添付文書」

よくある質問

ピリドキサールは妊婦や授乳婦は服用できますか?

ビタミンB6は水溶性ビタミンの1つで妊娠中でもビタミンB6不足の場合服用可能です。

自己判断せず必ず医師の診断のもと服用してください。

参考文献

鶴原製薬株式会社「ピリドキサール10mg/20mg/30mg添付文書」

日本ジェネリック株式会社「ピリドキサール10mg/30mgインタビューフォーム」