ビタノイリンの効果・副作用・服用方法|ビタミンB群配合剤の正しい使い方

ビタノイリンとは

ビタノイリン(一般名:フルスルチアミン塩酸塩)は、ビタミンB群を配合した複合ビタミン薬です。ビタミンB群は身体の神経に関わっており、不足すると神経痛や筋肉痛などが起こります。これらの症状に対して適応があります。

また、水溶性のため、比較的過剰摂取による副作用が少ないお薬であることが知られています。

ビタノイリンの効果・効能

ビタノイリンは下記の症状に対し有効性が認められています。

  • 授乳婦のビタミン類の補給

  • 消耗性疾患のビタミン類の補給

  • 妊産婦のビタミン類の補給

  • ビタミン類欠乏の関節痛

  • ビタミン類欠乏の筋肉痛

  • ビタミン類欠乏の神経痛 など

主にビタミン不足の際の補給目的で処方されることが多いお薬です。

ビタノイリンの美容効果

ビタノイリンには皮膚や粘膜を健康に保つ効果があり、以下のような症状の改善に効果を発揮します。

  • 肌荒れ

  • ニキビ

  • 吹き出物

ビタミンB群は不足すると身体に様々な症状が見られるようになるため、普段の食事でビタミンが不足しがちな人は処方薬などを用いて摂取するようにしましょう。

ビタノイリンの服用方法

通常成人であれば1日に1~4カプセルを経口投与します。症状や年齢によって適宜増減があるため、医師の指示に従ってください。

ビタノイリンの副作用

主な副作用

過敏症 、 発疹 、 そう痒感 、 悪心 、 嘔吐 、 食欲不振 、 胃痛 、 胃部不快感 、 腹部膨満感 、 口渇 、 下痢などが見られます。

水溶性ビタミンのため、過剰摂取した場合は尿として排出され、いずれも副作用は軽い症状で収まることがほとんどです。

重大な副作用

重大な副作用は特にありません。

ビタノイリンが使えない方

ビタノイリンには使用禁忌はありませんが、パーキンソン病の薬(レボドパ)の作用を弱める性質があるため、パーキンソン病の症状悪化の可能性がございます。治療中の方は注意してください。

ビタノイリン 臨床効果

「いわゆる神経痛」を対象にビタノイリン50及び対照薬としてフルスルチアミン50㎎カプセル、2.5㎎錠をそれぞれ1日2カプセル(錠)、2週間投与し痛みに対する効果を二重盲検比較対照試験により検討した試験において、ビタノイリン50投与群が痛みの4症状(自発痛、放散痛、運動痛、圧痛)の合計改善度で、対照群に比しすぐれることが認められている。

引用:武田テバ薬品株式会社「ビタノイリンカプセル25 添付文書」

よくある質問

ビタノイリンは妊婦や授乳婦は服用できますか?

ビタノイリンは妊婦や授乳婦でも問題なく服用可能です。

美容目的の処方の場合は保険適用になりますか?

ビタノイリンを美容目的で処方する場合は保険適用にはなりません。ご了承ください。

参考文献

武田テバ薬品株式会社「ビタノイリンカプセル25 添付文書」

武田テバ薬品株式会社「ビタノイリン25/50 医薬品インタビューフォーム」