エクロックゲルの効果・副作用・使い方|原発性腋窩多汗症治療薬の正しい使用法

エクロックゲルとは

日本初の保険適用の原発性腋窩多汗症用外用剤です。

エクロックゲル5%の有効成分であるソフピロニウム臭化物は、M3(ムスカリン受容体サブタイプ3)を介したコリン作動性反応を阻害し、発汗を抑制します。

エクロックゲルの効果効能

  • 原発性腋窩多汗症

エクロックゲルの使用方法

1日1回、適量を腋窩に塗布する。

エクロックゲルの副作用

主な副作用

皮膚炎、紅斑、そう痒感、湿疹、刺激感、汗疹、散瞳、霧視、口渇、排尿障害、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、好酸球百分率増加、代償性発汗

重要な副作用

今のところ重大な副作用は報告されていません。

エクロックゲルが使えない方(使用注意の方)

妊娠中(妊娠している可能性がある方)、授乳中、小児、前立腺肥大症(排尿障害がある場合を除く)の患者、塗布部位に創傷や湿疹・皮膚炎等がみられる患者

エクロックゲル臨床効果

HDSSが3以上かつ各腋窩の発汗重量がともに50mg以上の原発性腋窩多汗症患者(13歳~72歳)を対象に本剤又は基剤を1日1回左右の腋窩にポンプ1押し分ずつ6週間塗布した。主要評価項目(治療終了時のHDSSが1又は2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベースラインとの比が0.5以下の被験者の割合)は本剤群で53.9%(76/141例)、基剤群で36.4%(51/140例)であり、本剤で有意(p=0.003)に高値であった。副作用発現頻度は本剤群で16.3%(23/141例)であった。主な副作用は、適用部位皮膚炎6.4%(9/141例)、適用部位紅斑5.7%(8/141例)及び適用部位そう痒感2.1%(3/141例)であった。

注)HDSS:Hyperhidrosisdiseaseseverityscale(多汗症疾患重症度評価尺度)

引用:科研製薬株式会社「エクロックゲル5%参考文書」

よくある質問

エクロックゲルは妊婦や授乳婦は服用できますか?

動物実験(ラット:皮下投与)で胎盤通過性が報告されている為妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、動物実験(ラット:皮下投与)において、乳汁中に移行することも報告されている為治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

参考文献

科研製薬株式会社「エクロックゲル5%参考文書」

科研製薬株式会社「エクロックゲル5%インタビューフォーム」


【title】

エクロックゲルの効果と副作用

【description】

エクロックゲルは、多汗症の治療に使用される外用薬で、主成分グリコピロニウムが汗の分泌を抑制します。効果や副作用について詳しく解説します。

エクロックゲルとは

エクロックゲルは、局所的に使用される外用薬であり、主に多汗症(過剰な発汗)の治療に用いられます。この薬は、汗腺に直接作用し、汗の分泌を抑えることで症状を改善します。エクロックゲルの主成分であるグリコピロニウムは、アセチルコリン受容体をブロックし、発汗を制御する効果があります。この薬は、特に手のひら、足の裏、脇の下などの多汗症患者に有効です。

エクロックゲルの効果・効能

エクロックゲルの主な効果は以下の通りです。

  1. 多汗症の症状を軽減

  2. 発汗による不快感の緩和

  3. 皮膚の乾燥を促進

エクロックゲルの使用方法

エクロックゲルの使用方法は以下の通りです。

  1. 患部の皮膚を清潔にし、乾燥させます。

  2. 適量のゲルを手に取り、患部に薄く塗布します。

  3. 1日1回、就寝前に使用するのが一般的です。

  4. 使用後は手をよく洗い、他の部位に誤って付着しないように注意します。

エクロックゲルの副作用

エクロックゲルの副作用には以下のものがあります。

主な副作用

  • 皮膚の刺激感

  • 赤み

  • 乾燥

これらの副作用は通常、軽度で一時的なものですが、症状が続く場合や悪化する場合は使用を中止してください。

重大な副作用

  • アレルギー反応

  • 皮膚の剥がれ

  • 重度の乾燥やひび割れ

重大な副作用が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

エクロックゲルが使えない方

以下の方はエクロックゲルの使用を避けてください。

  • グリコピロニウムに対するアレルギーがある方

  • 重度の皮膚疾患を持つ方

  • 妊娠中や授乳中の方(使用前に医師に相談)

エクロックゲル臨床効果

HDSSが3以上かつ各腋窩の発汗重量がともに50mg以上の原発性腋窩多汗症患者(13歳~72歳)を対象に本剤又は基剤を1日1回左右の腋窩にポンプ1押し分ずつ6週間塗布した。主要評価項目(治療終了時のHDSSが1又は2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベースラインとの比が0.5以下の被験者の割合)は本剤群で53.9%(76/141例)、基剤群で36.4%(51/140例)であり、本剤で有意(p=0.003)に高値であった。副作用発現頻度は本剤群で16.3%(23/141例)であった。主な副作用は、適用部位皮膚炎6.4%(9/141例)、適用部位紅斑5.7%(8/141例)及び適用部位そう痒感2.1%(3/141例)であった。

注)HDSS:Hyperhidrosisdiseaseseverityscale(多汗症疾患重症度評価尺度)

引用:科研製薬株式会社「エクロックゲル5%参考文書」

よくある質問

エクロックゲルは毎日使用できますか?

はい、通常の使用では毎日使用できますが、肌の状態に応じて調整してください。

メイクの下に使用できますか?

メイクの前に使用することができますが、完全に乾燥してからメイクをしてください。

他の薬と併用できますか?

基本的には併用できますが、特に他の外用薬を使用する場合は医師に相談してください。

参考文献

科研製薬株式会社「エクロックゲル5%参考文書」

科研製薬株式会社「エクロックゲル5%インタビューフォーム」