ディフェリンゲルの効果・副作用・使い方|ニキビ治療薬アダパレンの正しい使用法

ディフェリンゲルとは

ディフェリンゲル(一般名:アダパレン)は皮膚の角化を調節し、毛穴のつまりを改善する薬です。初期のニキビ(白ニキビ〜赤ニキビ)に特に効果を発揮します。

ディフェリンゲルの効果・効能

ディフェリンゲルは毛穴の皮膚の細胞が顆粒細胞から角質細胞になる部分を抑制することで毛穴が狭くなるのを防ぐ働きがあります。これによりニキビを予防する効果があります。

毛穴が詰まっていると中に皮脂が溜まってしまい、そこでニキビの原因菌が増殖してニキビが発生してしまいます。

こういった効果から、すでに菌が繁殖して赤くなっているニキビにはディフェリンゲル単独での治療効果は期待できません。

ディフェリンゲルの使用方法

1日1回就寝前に洗顔後、顔に塗布してください。ニキビを含む周囲全体を面で塗布するようにしてください。

塗布後は手を洗ってください。

ディフェリンゲルはピンポイントにニキビに塗るというよりは、その周辺も含めて広めに塗るようにしてください。

ディフェリンゲルの副作用

全体の80%程度の患者に赤み、乾燥、落屑、皮膚刺激(ぴりぴり感、かゆみ)などが見られますが、これらは薬の成分が効いている証拠でもあるため、副作用というよりは治療過程での「随伴症状」とも呼ばれます。

主な副作用

皮膚乾燥、皮膚不快感、皮膚剥脱、紅斑、皮膚そう痒症、湿疹、ざ瘡、接触皮膚炎、皮膚炎、皮膚刺激、皮脂欠乏症などが見られます。

重大な副作用

現在、重大な副作用は報告されていません。

ディフェリンゲルが使えない方

  • 過去に本剤でアレルギー反応が合った方

  • 妊娠中・授乳中の方

ディフェリンゲル 臨床効果

17.1 有効性及び安全性に関する試験

17.1.1 国内第Ⅲ相臨床試験

尋常性ざ瘡患者を対象に1日1回就寝前に患部を洗浄後顔面全体に12週間塗布した基剤対照評価者盲検比較試験(本剤群:100例、基剤群:100例)において、総皮疹数の減少率(中央値)は、基剤群(36.9%)に比較して本剤群(63.2%)で有意に優れていた(p<0.0001)。

副作用発現頻度は本剤群で56.0%(56/100例)であった。副作用は皮膚乾燥37.0%(37/100例)、皮膚剥脱18.0%(18/100例)、皮膚不快感16.0%(16/100例)、紅斑8.0%(8/100例)、そう痒症5.0%(5/100例)、皮膚刺激4.0%(4/100例)であった。

引用:ディフェリンゲル 添付文書

よくある質問

ディフェリンゲルを使ってからヒリヒリするのですが大丈夫ですか?

薬が効いている証拠でもあるため、2週間~4週間程度で落ち着いてくるのを待つようにしてください。紫外線が皮膚の刺激感につながることもあるため、紫外線対策も並行して行うことをおすすめします。

ニキビ跡には効きますか?

ディフェリンゲルは毛穴のつまりを抑制してニキビの悪化を防ぐ効果のある薬です。ニキビ跡になってしまったものには効果がありません。

ディフェリンゲルはいつまで続けたらいいですか?

1~2ヶ月で効果を実感する方が多いですが、赤ニキビになっている場合は3ヶ月程度かかることもあります。

参考文献

ディフェリンゲル 添付文書

マルホ株式会社 ディフェリンゲル インタビューフォーム