タチオン錠の効果・副作用・服用方法|グルタチオン製剤の正しい使い方

タチオン錠とは

タチオン錠(一般名称:グルタチオン)とは体の代謝機能にかかわる酵素を活性化させ、毒物の代謝を促進させる効果のある一種の解毒剤です。

また、中毒症状をやわらげ、体の回復を助ける作用もあります。解毒作用のほか、肝機能改善作用や抗脂肪肝作用、抗アレルギー作用などにも少し効果が期待できます。

タチオン錠の効果・効能

タチオン錠は下記の症状に対し有効性が認められています。

  • 薬物中毒 

  • アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症) 

  • 金属中毒 

  • 妊娠悪阻 

  • 妊娠高血圧症候群

タチオン錠の美容効果

  • 美白効果

  • 肝臓機能改善

  • メラニン生成抑制効果

  • 肌荒れ

  • 疲労回復

  • 免疫向上

タチオンは抗酸化作用で錆を取り除き、肌の酸化を予防する効果があり、肝臓の機能改善やメラニンの生成抑制効果もあるため、肌荒れや美白効果も期待できます。

また、美容効果以外にも、疲労回復や免疫力向上などの効果もあります。

※抗酸化作用:しわ・たるみ改善 メラニン生成抑制効果:肌荒れ対策・美白

タチオン錠の服用方法

還元型グルタチオンとして、通常成人1回50〜100mgを1日1〜3 回経口投与する。 

なお、年齢、症状により適宜増減するため必ず医師の指示に従って服用ください。

タチオン錠の副作用

主な副作用

発疹等、食欲不振、悪心・嘔吐、胃痛等

※上記症状が見られた場合は、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行ってください。

重大な副作用

重大な副作用は特にありません。

タチオン錠が使えない方

授乳中の方は治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又 は中止を検討をお願いいたします。

タチオン錠 臨床効果

国内で実施された臨床試験成績の概要は下記のとおりである。 (国内発表文献集計による。)

疾患名

有効率(やや有効以上)

中毒(薬物中毒、農薬中毒、金属中毒、自家中毒等)

94.5%(225/238)

妊娠中毒

妊娠悪阻、晩期妊娠中毒症

77.9%(148/190)

妊娠悪阻に対する二重盲検比較試験4)によって本剤の有用性が認められ ている。

引用:長生堂製薬株式会社「タチオン錠50ng/タチオン100mg/タチオン散20%参考文書」

よくある質問

タチオン錠は妊婦や授乳婦は服用できますか?

基本的には妊娠中、授乳中は服用できません。

美容目的の処方の場合は保険適用になりますか?

美容目的での処方は、保険適用にはなりません。ご了承ください。

市販での取り扱いはありますか?

タチオン錠は医療用医薬品のため市販での取り扱いはありません。

参考文献

長生堂製薬株式会社「タチオン錠50mg/タチオン錠100mg/タチオン散20%参考文書」

長生堂製薬株式会社「タチオン錠50mg/タチオン錠100mg/タチオン散20%インタビューフォーム」