- ✓ ニキビ治療薬には外用薬と内服薬があり、症状や重症度に応じて使い分けられます。
- ✓ 抗菌作用、角質剥離作用、皮脂抑制作用など、薬剤ごとに異なる作用機序があります。
- ✓ 医師の診断に基づき、適切な薬剤を選択し、用法・用量を守ることが治療成功の鍵です。
ニキビ(尋常性ざ瘡)は、毛穴の詰まり、皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖、炎症が複雑に絡み合って発生する皮膚疾患です[3]。皮膚科では、これらの原因にアプローチするため、さまざまな種類の治療薬が処方されます。症状の段階や重症度に応じて、外用薬と内服薬が適切に選択され、効果的な治療を目指します。ここでは、皮膚科で一般的に処方されるニキビ治療薬の種類とそれぞれの特徴について詳しく解説します。
アクアチム(ナジフロキサシン)とは?

アクアチム(ナジフロキサシン)は、ニューキノロン系の抗菌薬に分類される外用薬です。ニキビの原因菌であるアクネ菌や、皮膚の常在菌であるブドウ球菌などに対して強力な抗菌作用を発揮し、炎症性のニキビを改善する効果が期待できます。
ナジフロキサシンは、細菌のDNA複製を阻害することで増殖を抑える作用があります。特に、炎症を伴う赤ニキビや化膿したニキビに効果的とされています。当院では、炎症が強く、赤みが目立つ患者さまに処方することが多く、数週間で炎症が落ち着くケースをよく経験します。使用方法は、通常1日2回、洗顔後に患部に塗布します。広範囲に塗布するのではなく、ニキビがある部分にピンポイントで塗ることが推奨されます。副作用としては、塗布部位の刺激感、かゆみ、赤みなどが報告されていますが、比較的軽度で一時的なものが多いです。ただし、長期連用によって耐性菌が出現する可能性も指摘されており、医師の指示に従って適切に使用することが重要です[4]。他のニキビ治療薬、例えば ディフェリン(アダパレン) や デュアック配合ゲル と併用されることも多く、それぞれの薬の作用機序を補完し合うことで、より高い治療効果を目指すことができます。
ダラシンT(クリンダマイシン)とは?
ダラシンT(クリンダマイシン)は、リンコマイシン系の抗生物質に分類される外用薬です。アクネ菌のタンパク質合成を阻害することで抗菌作用を発揮し、ニキビの炎症を抑える効果が期待されます。
特に、炎症性のニキビ、つまり赤く腫れ上がったニキビや膿を持ったニキビの治療に用いられます。臨床の現場では、アクネ菌による炎症が顕著な場合に、この薬剤を第一選択肢の一つとして検討することがよくあります。使用方法は、通常1日2回、洗顔後に患部に塗布します。アクアチムと同様に、ニキビのある部分にのみ塗布することが一般的です。副作用としては、塗布部位の乾燥、かゆみ、赤み、刺激感などが挙げられますが、これらも通常は軽度です。まれに、偽膜性大腸炎と呼ばれる重篤な副作用が報告されていますが、外用薬での発生は極めて稀です。長期的な使用や広範囲への塗布は、耐性菌の出現リスクを高める可能性があるため、医師の指示に従い、必要な期間のみ使用することが大切です[5]。他の治療薬との併用も可能で、例えば角質除去作用のある薬剤と組み合わせることで、毛穴の詰まりと炎症の両方にアプローチすることができます。
ディフェリン(アダパレン)とは?
ディフェリン(アダパレン)は、レチノイド様作用を持つ外用薬で、毛穴の詰まりを改善し、ニキビの初期段階である面皰(めんぽう)の形成を抑制する効果が期待されます。
アダパレンは、表皮細胞の分化を正常化し、毛穴の角化異常を改善することで、毛穴の詰まりを防ぎます。これにより、新しいニキビの発生を抑え、既存の面皰を排出する作用があります。当院では、特に白ニキビや黒ニキビといった面皰が主体で、これからニキビが増えそうな患者さまに積極的に処方しています。治療を始めて2〜3ヶ月ほどで「新しいニキビができにくくなった」とおっしゃる方が多いです。使用方法は、通常1日1回、洗顔後、ニキビができやすい顔全体に薄く塗布します。初期には乾燥、赤み、ヒリヒリ感などの刺激症状が出やすいですが、これは薬が効いている証拠でもあり、多くの場合、数週間で慣れてきます。ただし、刺激が強い場合は、保湿剤の使用や塗布量の調整、塗布頻度の減量などで対応します。紫外線に弱いため、夜間の使用が推奨され、日中は日焼け止めを使用することが重要です。妊娠中または妊娠の可能性のある女性には禁忌とされています[3]。アダパレンは、炎症性ニキビの予防にも効果的であり、他の抗菌薬(例えば アクアチム(ナジフロキサシン) や ダラシンT(クリンダマイシン))と併用することで、より包括的なニキビ治療が可能になります。
デュアック配合ゲルとは?
デュアック配合ゲルは、抗菌作用を持つクリンダマイシンと、角質剥離作用を持つ過酸化ベンゾイル(BPO)の2つの有効成分を配合した外用薬です。これにより、アクネ菌の増殖抑制と毛穴の詰まり改善の両方にアプローチします。
クリンダマイシンはアクネ菌のタンパク質合成を阻害し、過酸化ベンゾイル(BPO)は強力な殺菌作用と角質剥離作用を持ち、アクネ菌を直接殺菌するとともに、毛穴の詰まりを解消します[5]。BPOは耐性菌を作りにくいという特徴があるため、抗菌薬単独での治療と比較して、長期的な効果維持が期待できます。実際の診療では、炎症性の赤ニキビと面皰が混在している患者さまに処方することが多く、特に中等度以上のニキビに有効性を実感しています。使用方法は、通常1日1回、洗顔後に患部に塗布します。副作用としては、乾燥、赤み、刺激感、かゆみなどが報告されており、特に使用開始初期に現れやすいです。これらの刺激症状は、アダパレンと同様に、保湿ケアや塗布量の調整で軽減できることがあります。また、BPOには漂白作用があるため、衣類や寝具に付着すると色落ちする可能性があるため注意が必要です。妊娠中の安全性は確立されていないため、医師と相談の上で使用を検討する必要があります。
エピデュオ(アダパレン・BPO配合)とは?

エピデュオは、アダパレンと過酸化ベンゾイル(BPO)の2つの有効成分を配合した外用薬です。アダパレンによる毛穴の詰まり改善作用と、BPOによる殺菌・角質剥離作用を組み合わせることで、ニキビの様々な病態にアプローチし、より高い治療効果が期待されます。
アダパレンは面皰の形成を抑制し、BPOはアクネ菌を殺菌するとともに、毛穴の角質を除去します。この2つの成分の相乗効果により、炎症性ニキビと非炎症性ニキビ(面皰)の両方に効果を発揮します。初診時に「赤ニキビも白ニキビも両方気になる」と相談される患者さまも少なくありませんが、そのような場合にエピデュオは非常に有効な選択肢となります。使用方法は、通常1日1回、洗顔後にニキビができやすい顔全体に薄く塗布します。副作用としては、乾燥、赤み、ヒリヒリ感、かゆみなどの刺激症状が比較的多く見られます。これは薬剤の作用によるもので、多くの場合、使用を続けるうちに軽減しますが、症状が強い場合は医師に相談してください。デュアック配合ゲルと同様に、BPOの漂白作用には注意が必要です。また、妊娠中または妊娠の可能性のある女性には使用できません。エピデュオは、ニキビ治療のガイドラインにおいても推奨される強力な治療薬の一つであり、幅広いタイプのニキビに効果を発揮することが報告されています[5]。
ゼビアックス(オゼノキサシン)とは?
ゼビアックス(オゼノキサシン)は、非フルオロキノロン系の抗菌薬に分類される外用薬です。アクネ菌やブドウ球菌など、ニキビの原因となる細菌に対して強力な抗菌作用を発揮し、炎症性のニキビの改善に用いられます。
オゼノキサシンは、細菌のDNAジャイレースとトポイソメラーゼIVという酵素を阻害することで、細菌の増殖を抑えます。既存のキノロン系抗菌薬とは異なる作用機序を持つため、他の抗菌薬に耐性を持つ菌に対しても効果を示す可能性があります。臨床の現場では、他の抗菌薬で効果が不十分だったり、耐性菌が懸念される場合にゼビアックスを検討することがあります。使用方法は、通常1日1回、洗顔後に患部に塗布します。1日1回の塗布で済むため、患者さまの負担が少なく、継続しやすいというメリットがあります。副作用としては、塗布部位の刺激感、かゆみ、赤みなどが報告されていますが、比較的少ないとされています。ただし、長期連用による耐性菌の出現リスクはゼロではないため、医師の指示に従い、適切な期間使用することが重要です[4]。ゼビアックスは、特に炎症性の赤ニキビや化膿したニキビに対して効果が期待でき、他の面皰治療薬(例:ディフェリン(アダパレン))と併用することで、より総合的な治療効果を目指すことができます。
イオウ・カンフルローションとは?
イオウ・カンフルローションは、イオウとカンフルを主成分とする外用薬で、ニキビの炎症を抑え、皮脂の分泌を調整する目的で使用されます。比較的古くからニキビ治療に用いられてきた薬剤の一つです。
イオウには、角質軟化作用や殺菌作用、皮脂抑制作用があり、毛穴の詰まりを改善し、アクネ菌の増殖を抑える効果が期待できます。カンフルには、清涼感や軽い鎮痛作用があり、炎症によるかゆみや痛みを和らげる効果があります。当院では、軽度から中等度のニキビ、特に皮脂の分泌が多く、毛穴の詰まりが気になる患者さまに処方することがあります。使用方法は、通常1日1〜2回、洗顔後に患部に塗布します。ローションタイプのため、広範囲に塗りやすく、さっぱりとした使用感が特徴です。副作用としては、乾燥、刺激感、かゆみ、赤みなどが報告されています。イオウの成分により、皮膚が乾燥しやすくなるため、保湿ケアが重要になります。また、独特のにおいがあるため、使用する時間帯を考慮する患者さまもいらっしゃいます。重症のニキビには単独での効果は限定的ですが、他の治療薬と併用することで、皮脂コントロールの一助となることがあります。
ビブラマイシン(ドキシサイクリン)とは?
ビブラマイシン(ドキシサイクリン)は、テトラサイクリン系の抗生物質に分類される内服薬です。ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖を抑えるとともに、炎症を抑制する作用があり、特に中等度から重度の炎症性ニキビの治療に用いられます。
ドキシサイクリンは、細菌のタンパク質合成を阻害することで抗菌作用を発揮します。また、抗菌作用だけでなく、抗炎症作用も持つため、赤く腫れ上がったニキビや膿を持ったニキビの改善に効果が期待できます[4]。臨床の現場では、外用薬だけではコントロールが難しい広範囲のニキビや、炎症が強いニキビの患者さまに処方することが多いです。使用方法は、通常1日1回または2回、医師の指示に従って服用します。副作用としては、吐き気、下痢などの消化器症状、光線過敏症(日光に当たると皮膚が赤くなる、かゆくなるなど)、歯の着色(小児の場合)などが報告されています。光線過敏症を避けるため、服用中は日焼け対策をしっかり行うことが重要です。また、妊娠中の女性や8歳未満の小児には禁忌とされています。長期服用は耐性菌のリスクを高めるため、症状の改善が見られたら、医師の判断で減量または中止し、外用薬による維持療法に移行することが一般的です[5]。
セファクロルとは?
セファクロルは、セフェム系の抗生物質に分類される内服薬です。アクネ菌をはじめとする細菌に対して抗菌作用を発揮し、炎症性のニキビの治療に用いられることがあります。
セファクロルは、細菌の細胞壁合成を阻害することで殺菌作用を示します。特に、化膿性のニキビや、炎症が強く広範囲に及ぶニキビに対して効果が期待できることがあります。当院では、他の抗生物質が合わない方や、特定の細菌感染が疑われる場合に選択肢の一つとして検討することがあります。使用方法は、通常1日3回、医師の指示に従って服用します。副作用としては、下痢、吐き気、発疹、かゆみなどが報告されています。まれに、ショックやアナフィラキシー様症状などの重篤な副作用が起こる可能性もありますが、非常に稀です。ペニシリン系抗生物質にアレルギーのある方は、交差アレルギー(類似の薬でアレルギー反応を起こすこと)に注意が必要です。内服抗生物質は、ニキビ治療の初期段階や、炎症が強い時期に短期間使用されることが多く、症状が落ち着けば外用薬による維持療法に切り替えることが一般的です[5]。長期連用は耐性菌のリスクを高めるため、医師の指示を厳守することが重要です。
アジスロマイシンとは?

アジスロマイシンは、マクロライド系の抗生物質に分類される内服薬です。アクネ菌のタンパク質合成を阻害することで抗菌作用を発揮し、炎症性のニキビの治療に用いられることがあります。
アジスロマイシンは、比較的少量で効果が期待でき、かつ体内に長く留まる特性(半減期が長い)があるため、短期間の服用で効果が持続することが特徴です。これにより、患者さまの服薬負担を軽減できる可能性があります。臨床の現場では、ニキビ治療において、週に数回の服用で効果が期待できることから、服薬アドヒアランス(指示通りに薬を服用すること)が向上すると感じています。使用方法は、通常、週に1回などの間隔で服用することが多いですが、医師の指示に従ってください。副作用としては、吐き気、下痢、腹痛などの消化器症状が報告されています。また、QT延長(心電図の異常)などの心臓への影響も稀に報告されているため、心疾患のある方や他の薬との併用には注意が必要です。妊娠中の安全性は確立されていないため、医師と相談の上で使用を検討する必要があります。アジスロマイシンも他の内服抗生物質と同様に、ニキビの炎症が強い時期に短期間使用し、症状の改善後は外用薬による維持療法に移行することが推奨されます[4]。
スタデルムクリームとは?
スタデルムクリームは、ウフェナマートを主成分とする非ステロイド性の抗炎症外用薬です。ニキビによる赤みや炎症を抑える目的で使用されることがあります。
ウフェナマートは、プロスタグランジンなどの炎症性物質の産生を抑えることで、炎症を鎮める作用があります。ニキビの治療においては、特に炎症が強く、赤みが目立つニキビに対して、補助的に用いられることがあります。当院では、ニキビの炎症が落ち着いてきた後も、赤みが残っている患者さまや、刺激に敏感な肌の患者さまに処方することがあります。使用方法は、通常1日1〜数回、洗顔後に患部に塗布します。ステロイドを含まないため、長期的な使用でも皮膚が薄くなるなどのステロイド特有の副作用の心配が少ないというメリットがあります。副作用としては、塗布部位の刺激感、かゆみ、赤みなどが報告されていますが、比較的少ないとされています。ただし、あくまで抗炎症作用が主体であり、アクネ菌の殺菌や毛穴の詰まり改善といった根本的なニキビ治療効果は限定的です。そのため、他のニキビ治療薬(例:ディフェリン(アダパレン)や抗菌薬)と併用することで、より効果的な治療を目指すことが一般的です。
ベセルナクリームとは?
ベセルナクリーム(イミキモド)は、免疫賦活作用を持つ外用薬で、尋常性疣贅(いぼ)や日光角化症などの治療に用いられます。ニキビ治療薬としては一般的ではありませんが、特定の難治性ニキビや、他の治療法が奏功しない場合に、その免疫調節作用が注目されることがあります。
イミキモドは、TLR7(Toll-like receptor 7)を活性化することで、サイトカイン(インターフェロンαなど)の産生を誘導し、局所の免疫応答を高めます。これにより、ウイルス感染細胞の排除や、異常な細胞の増殖抑制に寄与します。ニキビ治療においては、その抗炎症作用や免疫調節作用が、一部の難治性ニキビや炎症性病変に有効である可能性が示唆されることがありますが、一般的なニキビ治療薬として広く推奨されているわけではありません。臨床の現場で、ニキビ治療としてベセルナクリームを処方することは稀であり、他の標準的な治療法で改善が見られない場合に、専門医が慎重に検討する薬剤です。使用方法は、疾患や症状によって異なりますが、通常週に数回、患部に塗布します。副作用としては、塗布部位の紅斑、びらん、かさぶた、かゆみ、疼痛などの強い刺激症状が報告されています。全身性の副作用として、インフルエンザ様症状(発熱、倦怠感など)が現れることもあります。妊娠中の安全性は確立されていません。この薬剤は、一般的なニキビ治療薬とは異なる特殊な位置づけであり、必ず医師の厳重な管理のもとで使用されるべきです。
| 薬剤の種類 | 主な作用 | 主な対象ニキビ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| アクアチム(外用) | 抗菌作用 | 炎症性ニキビ(赤ニキビ、膿疱) | 耐性菌、刺激感 |
| ディフェリン(外用) | 角質剥離、毛穴詰まり改善 | 面皰(白ニキビ、黒ニキビ)、予防 | 刺激感、乾燥、妊婦禁忌 |
| デュアック配合ゲル(外用) | 抗菌、角質剥離 | 炎症性ニキビ、面皰 | 刺激感、漂白作用 |
| ビブラマイシン(内服) | 抗菌、抗炎症 | 中等度〜重度炎症性ニキビ | 消化器症状、光線過敏症、妊婦禁忌 |
- 尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)
- 一般的に「ニキビ」と呼ばれる皮膚疾患の医学的名称です。毛穴の詰まり、皮脂の過剰分泌、アクネ菌の増殖、炎症が主な原因で発生します。
- 面皰(めんぽう)
- ニキビの初期段階で、毛穴に皮脂や角質が詰まった状態を指します。毛穴が閉じているものを白ニキビ(閉鎖面皰)、毛穴が開いて酸化したものが黒ニキビ(開放面皰)と呼ばれます。
- アクネ菌
- 皮膚の常在菌の一つで、正式名称はCutibacterium acnes(かつてはPropionibacterium acnes)。毛穴の詰まりや皮脂の過剰分泌がある環境で増殖し、炎症を引き起こす原因となります。
ニキビ治療薬は、医師の診断に基づき、症状や肌質に合わせて適切に選択されるべきです。自己判断での使用や中断は、効果が不十分であったり、症状が悪化したり、耐性菌の出現につながる可能性があります。必ず医師の指示に従い、用法・用量を守って使用してください。
まとめ
ニキビ治療薬は、外用薬と内服薬に大別され、それぞれ異なる作用機序でニキビの様々な病態にアプローチします。外用薬には、アクネ菌を殺菌する抗菌薬(アクアチム、ダラシンT、ゼビアックス)、毛穴の詰まりを改善するレチノイド様作用薬(ディフェリン)、これらを組み合わせた配合剤(デュアック配合ゲル、エピデュオ)などがあります。内服薬としては、炎症性のニキビに対して抗菌作用や抗炎症作用を持つ抗生物質(ビブラマイシン、セファクロル、アジスロマイシン)が用いられます。また、イオウ・カンフルローションやスタデルムクリームのように、補助的に使用される薬剤もあります。
ニキビ治療は、患者さま一人ひとりの症状や重症度、肌質、ライフスタイルに合わせて、最適な薬剤を組み合わせることが重要です。治療効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えるためには、皮膚科医との綿密な相談と、指示された治療計画の遵守が不可欠です。適切な治療を継続することで、ニキビの改善だけでなく、ニキビ跡の予防にもつながります。
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- Anon Paichitrojjana, Anand Paichitrojjana. Oral Isotretinoin and Its Uses in Dermatology: A Review.. Drug design, development and therapy. 2023. PMID: 37649956. DOI: 10.2147/DDDT.S427530
- Tamara Searle, Faisal R Ali, Firas Al-Niaimi. The versatility of azelaic acid in dermatology.. The Journal of dermatological treatment. 2022. PMID: 32730109. DOI: 10.1080/09546634.2020.1800579
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- Isabel Cristina Valente Duarte de Sousa. An update on the pharmacological management of acne vulgaris: the state of the art.. Expert opinion on pharmacotherapy. 2024. PMID: 39420562. DOI: 10.1080/14656566.2024.2418986
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- ディフェリン(アダパレン)添付文書(JAPIC)
- ベピオ(過酸化ベンゾイル)添付文書(JAPIC)
- ダラシン(クリンダマイシン)添付文書(JAPIC)
- アクアチム(ナジフロキサシン)添付文書(JAPIC)
- アジマイシン(アジスロマイシン)添付文書(JAPIC)
- ゼビアックス(オゼノキサシン)添付文書(JAPIC)
